’24/10/06_ガンダムSEED FREEDOM sp ed ver.1

新エンドカットが追加され再演された。
そこでは新たな存在であるアコードについての言及があった。
あとは誰もが思っていたであろうラクス様のノーマルスーツについて、
キラがどう思っていたかもラクスの発言から推察できる。
人はみんな分かり合うことができる!
准将殿とはいい酒が飲めそうですな!

以下、少し真面目に内容を振り返ってみると、
やっぱりコーディネーターとナチュラルには見えざる格差や
差別意識がわだかまっているんだろうなと思う。
そして、それは今後キラやラクス達がどんなに言葉を尽くそうと、
抑えることはできても、無くなりはしないと感じる。
コーディネーターはある種の「強くてニューゲーム」な状態であり、
「通常プレイ」のナチュラルとは明確な差があって、
ある程度の見下しが発生することは仕方がないと思う。
そしてナチュラル側はその状況に嫉妬し、行きすぎれば憎しみになる。

全部が当てはまるということではないが、
結構いまの強者・弱者の概念に当てはまる部分があると思う。
強者は弱者を見下すし、弱者は強者をうらやむ。
C.E.の世界では人為的にコーディネーターにするかしないかを
選択することができたが、現実世界ではその手の必勝法はない。
強者は生存者バイアスで努力しないことを侮蔑する。
弱者は強者になるための必勝法を求め、強者に媚びるか妬む。

奇跡のような現象や、素晴らしい言葉でそういった感情が
一時的に抑制されることはあるが、全員に届く奇跡や言葉はない。

そして陰で燻り続ける侮蔑や嫉妬は、扇動によって再燃し、
また世界を焼く。
きっと人間は希望を願いながらも、
相反する憎しみ持つ生き物なんだろう。

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