本編はかれこれ4回目になるが、自分なりに重ねてきたものが故か、
ちょうどメンタルが極端なBADに入っているが故か、
感情移入しすぎて何度涙腺が緩んだことか。
特に序盤のキラが背負い込みすぎてギクシャクしてるシーンとか、
キラが自身に向けて言い淀んだ言葉を
オルフェから真っ向からぶつけられるシーン。
早く愛する人を幸せにしたいのに出来ていない現状に悩んでいる所に、
お前には戦うことしかできない。
平和が訪れたとして、血に塗れた手で愛する人の手を取るのか？
お前にはラクスを幸せにできない！私にはできる！
こんなこと言われたらそりゃ余計に精神的に負担かかるわな…
話は変わって4回も本編を見ていると気になる点や
気づいた点が出てくる。
地頭の良い人や物語を紐解くことに長けた人なら
とうに気づいているかもしれないが、
ワイは頭が良くないので広い心で受け止めてください。
その1
フリーダム強奪の時にファウンデーションに借りがある。
みたいなセリフが途中で出てきたが、恐らく本編前の時系列で
輸送中に謎の部隊に機体を奪取されたみたいな筋書きの八百長で
フリーダムをオーブかコンパスに持ってきたんだろう。
ここにこの度、戦死されたマーズさん、ヘルベルトさんが言っていた、
ファウンデーション近辺にはケルピーって化け物が出るぞのシーンで、
シンが「ケルピー…」と呟きながら、フリーダムがブラックナイツに
ダメージを受けている回想カットが差し込まれる。
初見時はこのカットが謎だった。
シンの直観でブラックナイツにキラが討たれると予見した？とか
曖昧ながらそんなシーンやったんかなと思っていた。
けどそれにしてはミケール逮捕の共同作戦で初見のはずの
ブラックナイツの機体がしっかり描かれていたりと、
シンが何かしらの特殊能力に目覚めてなければ説明がつかない。
そこで気になってくるのがアコードの一人、闇堕ち君のセリフだ。
劇中でシンと何度か交戦しているが、その度に、
「お前ごときが通用しないと証明してやった」だの、
「ホンットに学習しねぇなぁ」だの、やたらと舐めた態度を取る。
推測だが、
フリーダム強奪作戦にシンが参加しており、
その時に闇堕ち君に挑発か何かされて、計画されていた八百長の
「軽く当たって後は流れで」が「強く当たって」に変わり、
フリーダムが損傷するところを目撃した可能性がある。
この辺りはSEED FREEDOM ZEROで描かれるのだろうか。
その2
ラクスとオルフェがそれぞれ、銀、金のお揃いの指輪をしているが、
ラクスは右手薬指、オルフェは右手中指に着けている。
対になる存在だと示したいなら同じ指に着けた方がいいのでは？と
思ったので、着ける指に何か意味があるのかと思い調べてみた。
まずはラクスの右手薬指に指輪を付ける意味から。
いくつかの見解があるが、
指導力、リーダーシップ、意志の強さが挙げられている。
その他にもインスピレーションを高めたり、
リラックス効果があるとも言われている。
また、恋人がいることを示すために着ける人も多いようだ。
余談としてラクスがクリスチャンであるならば、
キリスト教の国では右手薬指は正義の象徴だと考えられていて、
そのあたりも何か勘ぐってしまいたくなる。
いずれにせよ大衆に語り掛けることの多い彼女の立場を示しているようだ。
次にオルフェの右手中指に指輪を付ける意味で挙げられるのは、
邪気払い、行動力、意志の強さとなっている。
勝負事などで直感を高めたい時に着けるのがいいようだ。
裏にロリBBA女帝がいるとはいえ、
ファウンデーションの下に世界を導こうとする行動力や、
ラクスに対する執着という点での意志の強さが表れていそうだ。
またそれぞれの指輪共通で月？の模様があるが、
月は「女性の優しさ」、「安らぎ」を象徴するとも言われており、
また夜道を照らすとして「道しるべ」の意味もある。
ある種、ラクスとオルフェにも部分的に当てはまるとは思う。
以下、参考リンク
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