’25/03/17_もり井のくずきり

昨今はTV、ラジオ、新聞など、がオールドメディアだと言われ、
これからはインターネット、SNSが新たなメディアだとの論調が一部であり、
オールドメディアはオワコンやら偏向報道がーなどと、さも悪い物かのように
扱われている。
だが真に問われるべきはメディアの新旧ではなく、そのメディアが発する質だと考える。

民間のメディアは広告料も収益構造に入っているので、いわゆる「数字」の取れる
内容を取り上げる。
また、意図に沿うものを強調したり、逆に報道しなかったりして各企業の社風や方向性に
沿った方向に社会を動かそうとする。
だがこれはメディアの新旧に依らない。
発せられる内容を咀嚼する時間を十分に取れない現代だからこそ、SNSで洪水のように
流れてくる情報が、誰がどんな意図で発せられたものか分からない。
分からないからこそ、なんとなく耳障りの良いものを選択して自分の指向性が強化されていく。

それにSNSとは言え、オールドメディアのようなコンテンツもある。
俺はYouTubeのヘビーユーザーだろう。
映像としてのコンテンツを楽しむこともあるし、散歩しながら怪談や落語、解説系動画を
耳だけでラジオのように楽しむこともある。
もちろんラジオとYouTubeは違うが、音声で楽しむコンテンツならば、その差はせいぜい
コメントする時間差とそのコメントへの反応が見えるかどうかだろうか。

俺はラジオも好きだ。
今はタイムシフトもあるので深夜ラジオをリアルタイムじゃなくても聞けるので助かる。
子供の頃はオカンがラジオを流しながら朝の準備していたので、自然と聴くことになる。
当時は不思議に思わなかったが、前日の阪神タイガースの勝敗で機嫌が変わるラジオ
パーソナリティ。阪神が勝った翌日はパーソナリティが六甲おろしを歌う不思議ラジオ。
あの番組はまだやってるんだろうか?

またラジオと言えばCMが特徴的で面白い。
やはり音だけで印象付ける必要があるためか、ストーリー仕立てであったり、商品名や
企業名をリズミックに紹介しているものが多い気がする。
未だに記憶に残っているものは、「おやつのまるしげ」と「もり井のくずきり」だ。
まるしげの方は、兄妹が船に乗って母と離れ離れになるシーンで、母が兄妹に向けて
別れの言葉を叫ぶ。
おやつは、まるしげで買うんだよーーーー!
子供ながらにおしん染みた悲しげなシーンと、そこにかけられる言葉がそれでいいのか?
という不思議な感覚が大人になった今も染みついているのだろう。
「もり井のくずきり」は正直覚えていなかったが、最近スーパーの値引き品で売っていた
ので、たまたま買ったくずきりだったが企業名が「もり井」だと気づいた瞬間に頭に
あのフレーズが響き渡る。
もっりっいのくずきり♪
なんだかんだでくずきりは食べたことがなかった。
実家はマロニー派だ。
マロニーは時間が経つと溶けてドロドロになるのに比べて、
くずきりは最後までマロニー感(?)が保たれていて素晴らしかった。

メディア論から最後にくずきりに着地するアクロバティック文章力を見せつけた所で
本日は以上。

コメント

タイトルとURLをコピーしました