’25/04/07_根幹に根差す人間性

ある人と少年サッカーの試合を見ていた。
そして話をした。

少年サッカーなので、上手い子もいれば、まだまだこれからな子もいる。
俺も過去に短期間少しだけサッカー部に所属していたことがある。
結局あまり好きになれずすぐに辞めてしまった。

辞めたのには自分が下手だったというのもあるが、
コンタクトスポーツの曖昧さが好きになれなかった。
例えば、競り合いの時に相手の経験者が引っ張ってきたから、
このくらいならOKなのかと思って同じようにしたら、ファウル主張しやがった。
そういうのが続いて、やる気が萎える。
当然、練習する気も失せていく。

次のテニス部は楽しく、自主練もしまくって、それなりに打てるようになった。
ただし今度は別の気づきがあった。
ダブルスの組み合わせで、格上と組むと自分が足を引っ張ることになる。
そうなると自分のミスでペアに迷惑をかけることで自己肯定感が下がる。
逆に、格下と組むと足を引っ張られることにイライラしてしまう。
大事業を成すには集団の力を合わせることが大事だと理解するが、
それでも俺はチームプレーが嫌いなんだなと分かった。
成功も失敗も俺自身のものだ。
成功の喜びも失敗の痛みも誰のせいにもできない。
それが合っているような気がしている。

少年サッカーの試合を見ながらしていた話に戻すと、
選手の優劣でカバー範囲がだいぶ違う。
上手い選手が機動力や技量で穴を補っている感じだ。
ここで日本代表のだったらどうなんだろうという話になった。
サッカーは流動的なスポーツだと思う。
その上で各チームや海外組から監督がイメージする戦略にあった、
各ポジションのエースを招聘しているのだろう。

この状況を言い表す時に、自分は半グレ型というワードで表した。
各ポジションごとに必要なメンバーを集めて、実戦に臨むというのを
「半グレ」というワードで表した。
それに対して、相手は半グレがピンときてなかったのか「ジョブ型」ってことね、と。
これが自分と相手の根幹にある意識の差か…と恥ずかしくなってしまった。

普段自分がどんなものに触れているのかを恥じ入るばかりだよ。

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